ソーシャルグッドマーケティング

室谷良平。デジタルマーケター。ソーシャルベンチャーで働きながら、北海道長万部町のローカルメディア「リマンベ」代表・編集長として活動。インターネット、マーケティング、まちづくりがライフワークです。

【UI/UX】ビール3杯でユーザビリティ改善をしよう

ウェブサイトのUI改善やコンバージョン率改善において、とりわけスマートフォンのような外部の影響を受けやすい環境においては、「パッと見でわかる」「頭にスッと入ってくる」デザインが求められます。

 

そのためには、一瞬一瞬の知覚を意識して設計していくことが重要です。

 

ウェブサイトの改善や、ソーシャルメディアアイキャッチやタイトルなどを左右する要素です。

 

人は、一瞬でもストレス感じたら、「やーめた」となる動物。結果として、直帰や離脱につながったり、思ったように訴求できず、心を動かすことができません。

 

そこで私は、UI改善の際に心がけていることがあります。

 

それは、

「ビールを3杯くらい飲んで少し酔っ払っている状態でも分かりやすいこと」。

 

 

なぜビール3杯なのか。

アルコールの影響で、人間の脳機能は低下します。具体的には、判断力や、集中力や注意力といった思考に関するものや、視覚(眼球運動、視野)や触覚などの知覚が低下します。

ざっくりいえば、「少しでも脳に負担がかかるものは、途端に分からなくってしまう」のです。

 

そのため、このような状態でも分かりやすい、読みやすい、使いやすいものが、真に分かりやすいものだと言えると考えています。

 

UIであれば、ボタンは大きくしよう、色は見せたいところだけ強調しよう、回りくどい表現はやめよう、CTAのオファー文を見直すなどのチェックリストを頭で思い浮かべやすくなります。

視線を惑わせないデザインにできたり、離脱を発生させないようなスムーズな動線設計ができたりします。

脳に負担をかけずに訴求、認知させられるクリエイティブを考えられます。

 

 

ペルソナを想定した施策立案もよいですが、「ビール3杯」のような施策の脳内チェックリストの活用も有効だなと感じます。

  

認知機能を衰えた状態でも、狙ったとおりに施策が機能するか、ということをシミュレーションしやすくなるためです。

それによって、知覚の負担が小さくなるような施策の立案につなげやすくなり、結果として施策の成功確度を高めることができるのです。

 

サイトに限らず、ユーザビリティに関わるものなら、「ビール3杯」で改善できることは多そうです。